秋の東京で味わいたい季節の味として、焼き芋、「目黒のさんま」の話、そして月島のもんじゃ焼きを紹介します。

焼き芋
焼き芋は、東京の寒い季節におなじみの味です。石焼き窯を積んだ移動販売車や店頭で売られています。

「目黒のさんま」: さんまに惚れたお殿様
事実: 落語の話
目黒区によると、海に面していない目黒が「さんま」で知られるのは、落語「目黒のさんま」に由来します。
言い伝え: 目黒区が紹介するあらすじ
江戸時代、将軍様が鷹狩りで目黒を訪れ、立ち寄った茶屋でさんまを食べました。焼いただけの素朴な料理でしたが、脂ののった旬のさんまは、手の込んだ料理ばかりの将軍様には大変おいしく感じられました。城に帰ってもその味が忘れられず、さんまを出すよう命じます。ところが城の料理方は、庶民の魚であるさんまを将軍様に出したことがありません。気を利かせて油抜き・骨抜きにして蒸したところ、将軍様にはちっともおいしく感じられませんでした。そこで一言、「さんまは目黒に限る」。この話から「めぐろのさんま」が有名になったようです。物語の茶屋は、茶屋坂にあった「爺々が茶屋」が舞台と考えられています。
月島もんじゃストリート
事実: もんじゃ焼きと「文字焼き」
もんじゃ焼きは、ゆるい生地を鉄板で焼きながら食べる料理です。月島もんじゃ振興会協同組合によると、東京の下町で明治中期から発展してきた「もんじゃ焼き」は「文字焼き」を由来としています。月島のもんじゃ焼店は昭和30年代にはわずか4軒でしたが、平成に入る頃から急増しました。平成9年4月には、半径500mほどの商店街(通称もんじゃストリート)の28店の店主が組合の前身となる振興会を発足させ、令和元年6月には加盟54店舗にまで増えています。


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