つるべ落としの謎を解く: 京都亀岡の不気味な秋の伝説

Tsurube-otoshi descending from a kaya tree by moonlight in Kameoka, depicted in a soft watercolour style.

京都府亀岡市には、釣瓶落とし(釣瓶下ろし)という妖怪の言い伝えがあります。丹波地域で記録された話で、今も地元の歴史愛好家によって紹介されています。

Tsurube-otoshi descending from a kaya tree by moonlight in Kameoka, depicted in a soft watercolour style.
AI生成イメージ / AI-generated illustration (not a photograph of the actual place)

つるべ落とし伝説の紹介

事実: 記録によると

つるべ落としは、井戸の水をくむ「釣瓶」の名をもつ妖怪で、夜道で木の上から突然落ちてくるとされます。以下で紹介する亀岡・南丹の話は、垣田五百次・坪井忠彦『口丹波口碑集』(1925年)や田中勝雄『丹波の伝承』(1941年)を参考文献とする、出典欄の「京都亀岡の歴史と文化のミュージアム」の記事によるものです。

言い伝え: 曽我部町法貴の榧の木

言い伝えによると、亀岡市曽我部町法貴のカヤ(榧)の木から釣瓶下ろしが突然落ちてきて、ゲラゲラと笑い出し、「夜業(よなべ)すんだか、釣瓶下ろそか、ぎいぎい」と言って再び木の上に上がっていくと伝わっています。

言い伝え: 曽我部町寺の古松と大井町土田

曽我部町寺では、古い松の木から生首が落ちてきて、通行人を引っ張りあげて喰ったといいます。人を食べてからは当分現れず、2、3日経つとまた現れたそうです。大井町土田でも、大木に釣瓶下ろしが出て人を食べたと伝わります。

言い伝え: 南丹市八木町青戸

おとなりの南丹市八木町青戸では、ツタが巻きついた不気味な松の木から釣瓶下ろしが出るとして恐れられていました。

ご注意

これらは言い伝えです。話に出てくる木が現存することを示す最新の資料は確認できなかったため、本記事では場所への案内は掲載していません。

周辺ガイド

周辺の見どころ

  • 與能神社(亀岡)— 亀岡市曽我部町寺、竜ヶ尾山の西麓にある歴史ある神社で、京都府の自然二〇〇選に選ばれた社叢に囲まれています。詳細
  • 保津峡(亀岡)— 亀岡の保津橋付近から嵐山の渡月橋まで続く峡谷で、保津川下りが主な見どころです。公式サイト

泊まる

  • 湯の花温泉(亀岡)— 亀岡市にある温泉地です。詳細
Paddy fields in Kameoka, Kyoto prefecture - Jun 28, 2011 - Geography of Kameoka, Kyoto, Paddy fields in Kyoto prefecture
“Paddy fields in Kameoka, Kyoto prefecture – Jun 28, 2011” (Geography of Kameoka, Kyoto, Paddy fields in Kyoto prefecture) by rumpleteaser, CC BY 2.0, source, via Wikimedia Commons
Locator map of Japan: Kameoka, Kyoto
Legend site: Kameoka, Kyoto — Source: Map of Japan with highlight on 26 Kyoto prefecture.svg; Map: Lincun, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

Sources

執筆者

JAPAN ESSENCE 編集部
日本各地の伝説や神話、祭り、受け継がれてきた文化を、史実と言い伝えを皆様にお届けするのを使命としています。

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